大山行男 新写真集 2022年2月1日発行
富士山の麓に展開する生命の曼荼羅世界。
天と地が分かれ、世界が流転し、混沌の中から調和した世界が生まれ、森羅万象の関係性に生命が宿るが、形あるものは必ず土に還り、そして必ず転生する。
太古の昔から変わらない宇宙の根本原理は、富士という神の山を通して、今も私たちに伝えられる。
富士山の麓に30年以上暮らし続け、毎日のように富士の表情を眺めてきた写真家の大山行男。
古代から、神が宿る山として崇められてきた富士山は、その姿形の美しさだけを賛美されていたわけではなく、凄まじい噴火で世界を一変させる力を秘めているため、畏怖の対象でもあった。
古代の山岳修験者が厳しい修行によって世界の本質を理解しようとしたように、大山行男も、ストイックなまでの富士に対する思いを持ち、富士山の目の前に自力で家を作り、そこを拠点にして、周辺の自然と真摯に関わってきた。
富士山の周りは樹海や富士五湖をはじめ自然界のあらゆる様相が展開しているが、足元の草むらの中にも、生命の万華鏡のような世界がある。大山行男の中では、そのミクロの世界も、雄大なる富士の山容も、連続した宇宙の姿である。
*以下の内容は、The Creation 生命の曼荼羅vol.1の内容の一部分です。
私は、草も木も石も、この世にあるすべてのものが、今という時を平等に生きている仲間だと自然に感じるようになった。
そして今、私は毎朝のように富士山麓の草原に立ち、名もなき草花や虫たちと向かいあっている。
どこまでも高原が広がり、富士山が天高く聳える世界。その雄大な景色を見ている自分の足元にも、無数の生命は、万華鏡のように輝いている。---大山行男 (The Creation 生命の曼荼羅vol.1 本文より)
2022年2月1日発売
A4サイズ (横297mm 縦210mm 厚さ12mm) 全120ページ
写真/大山行男 企画編集・構成・デザイン/佐伯剛
税込、送料込み 1,500円。
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